6月
29
2011
私の第2の故郷、「大阪」。
大阪へ移り住んで、人生の半分を大阪で過ごしていることに、こないだ気がつきました。
宮崎人だった私が、たくさんの大阪の方に助けていただいた事、本当に感謝いたします。
宮崎への愛国心も忘れませんが、もちろん、大阪も愛しています。
愛している、そのわけ。
いい人がいるからです。
ほんまに、大阪という街はエエ街です。
初めて大阪に来た時(若干18歳)、大阪駅のど真ん中で、地図片手にうろうろしていると、
典型的というか、王道的な、大阪のオバチャン(多分、アニマル柄の服を着ていたと思う)に、、
「にいちゃん、どこいきたいの、地図見してみーー」
と言われました。見ず知らずの私に優しくしてくださいました。そこから大阪のことが好きになったのかもしれません。
エエ人がいる所にはエエものがあります。
最近、取引しているワイン屋さんの方とお話をしていたら、
「実を言うと私、ワインもつくっているんです」
と言われ、すごいなぁ、この人ほんまにワインのことが好きなンやろなぁ、、、と思っていたら、次の日、そこのワインの資料を見せてもらって、また感動。
大阪はその昔、ブドウ生産量が日本一だったってしっていますか?その他大阪のブドウ、ワインのことが書いてあるサイトがこちら。
こちらのサイトをご覧になれば、大阪愛、つまり「ナニワン・スピリッツ」が伝わってくるはずです!!藤丸さんさすがっす!!
こんなアホな(注意:大阪では「アホ」は誉め言葉として使います。誉めているんですヨ、勘違いしないでくださいまし)
方のワイン、飲みたくないですか?
のみたいのでたくさんとっちゃいました。
(上:カタシモワイナリーがつくる、通称「タコシャン」大阪のソウルフードたこ焼きからとったそうです。そして右端にあるのも大阪産の炭酸水。能勢ソーダです。ガス圧高くてハイボールがたまらんうまいもんに変化します)
(2010年産のデラウェアで造った瓶内2次発酵のスパークリングワイン。ちゃんとシャンパーニュと同じ様に動瓶しオリ引きしてつくっているそうです。来月末、見学にいきまーす。)
只今、到着したばかり。本日、試飲して今週の金曜日から皆様にご提供しようかと思っています。
私も、私が出来ることで、大阪の為になることを何かしようと思うと同時に、そう思わせてくれた「人」と、エエモンに出会えたことに感謝です。
そこのサイトに書いてある通り、数量はあまりないそうですが、可能な限り取ってみようと思います。
皆様のご注文お待ちいたしております。
大阪愛はあるけれど、ドリカムの「大阪LOVER」は歌えない、
カワサキ マサツグ
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5月
30
2011
念願でした。
昨年からずーーーーーーとお願いしておりました。
「当店はワインバーではないのですが、ショットバーだからこそ、特に当店だからこそ!!売れる商品を御社はお持ちなので
是非、当店に分けてもらえませんでしょうか?」
と。
このセリフをこのインポーターさんに合うたんびに連呼していたら、先方さんが根負けしてくれました(笑)
ジャックセロス ラタフィア・ド・シャンパーニュ
小規模生産のシャンパンメーカー「ジャックセロス」が手がけるシャンパンリキュール、ラタフィア・ド・シャンパーニュです。
私の写真の技術が、それともカメラの性能が悪いのか、旨く撮れませんでしたが、ラベルには、、
「Il était une fois・・・(仏語で昔々あるところに・・・と言う意味)。」
1995年からのシャルドネをブレンドして作られる、貴重な逸品。
まだ、到着したばかりですので、2階のセラーにてゆっくり寝かせたあとに皆様にお出ししようかと思います。
通常のジャックセロスの商品もお値段のほうはお高いので、こちらのラタフィアも他社がつくるラタフィアよりもお値段が高かったのです、、、
もしお出しする時は、他社のラタフィア・ド・シャンパーニュとの飲み比べセットとして販売しようかと思っています。
もう少し待ってください。私も飲んだことがないので味のコメントをすることができませんが、皆様と一緒に、貴重なお酒を味わいたいと思っております。
秀逸なるお酒が落ち着くまでいましばしお待ちを!!
中々、セレッソ大阪が勝てなくて、そして、ジャックセロスが気になって眠れない日々が続いている、kawasaki より
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12月
16
2010
年の瀬です。この師走を迎えると、いつも開業前のことを思い出します。
11月の末、ようやく見つけたこの物件。中身は昔の割烹のまま。何十年も先代のかたがこちらで料理をつくられていた後がそのまま残っていました。
はたして、これからこの物件がどのようにしてBARへと変化していくのか、本当にここでやっていけるのであろうか?いろいろな不安を抱えながらのスタートでした。
工事が進んでいく中で、私は毎日のように店舗へ足を運びました。
エアコンもない状態で、業者さんが寒空のなかお仕事をしていく光景、今でも覚えています。
本当にありがとうございました。
気づけば、来年の2月で早3年を迎えようとしています。いろいろな事がたくさんありましたがようやく3年目を迎えれそうです。
そこで、今回の3周年の目玉商品をこのブログをご覧の方にだけ、先にご案内いたします。
MADEIRA 1850年
入力ミスではないですよ、1850年のマデラワインが年明けに入荷します。
1850年、160年もの昔のお酒。
調べてみると、1850年代といえば、中国は清王朝の末期、日本で言うと「龍馬伝」でも有名な坂本龍馬なんかが活躍しだす時期。
中国・清朝では太平天国の乱がおこり、日本も黒船が来航し、近代化の波がおとずれだした激動の時代です。
そんな歴史のあるお酒、飲みたくないですか?いつもの衝動でめっちゃ、のみたい!!と思ってしまったのでついつい購入してしまいました、、、、
あぁ、また妻の顔が目に浮かぶ、、、妻が「人」の枠を超え、「鬼神」へと豹変する姿が、、、
「また、あんた、たっかいモン買いおって!!!!」
そんな妻の逆鱗も恐れず、勇気をもって買ってしまった品なんです。
残念ながらまだ手元に商品が届いておらず、写真をアップできないのが残念です。
こちらは限定20杯の販売となります。
気になるお値段は、、、、、
スペシャルプライスでご提供いたします。お値段はとても格安です、といっても、もともとがお高いのですこしお値がはりますが頑張って頑張ってお勉強いたします。
詳しいお値段は、後日ご報告いたします。
皆様お楽しみに。
最近、来年はポルトガルにでも行こうかと思っている、マディラ酒が好きになってきた店主の
カワサキ マサツグ
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8月
21
2010
皆様、ご存知でしょうか?
明日、23日は日本ソムリエ協会が主催する、ソムリエ認定試験の日です。
当店のスタッフ、瀧下が今回の試験に挑みます。合格率は5割をきるとか。
入店してきた時の瀧下君は、ワインの事は全くの素人でした。今回、この試験を受けるに当り猛勉強をしていた事と思います。それは、彼の仕事にも、顕著に出ていたと思います。
今となっては、彼はものすごく成長しています。お客様がいない時、仕事が終わってから、仕事前、プライベートな時間をワインのために削りたくさん勉強をしてきておりました。
お客様、そして業界の諸先輩方がいろいろと頑張りや!!とたくさんの励ましの言葉をかけて頂いていた姿を見て、本当に皆様に感謝の気持ちで一杯です。私からも御礼申し上げます。
結果がどうなるのかはさておき、彼にとって今回のソムリエ試験を受けることでお酒のことを分かっていく楽しさ、そしてそれが他の事にも同じように分からないことがあったら、とことん調べること。
このことを分かってもらったら今回のソムリエ試験は合格でも不合格でも、私の中では「大合格」です。
、、、ですが、正直な気持ちは是非とも「合格」して欲しいですね。
この切なる私の思いを込めまして、今回はソムリエ試験最後のワインセットをお出しいたします。
今回は、ワインの説明は書きません。ご来店頂いて、成長した瀧下君に直接聞いてみてください。
最後に、一言。タッキー、落ちたら、減給ね^^(笑)
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7月
26
2010
猛暑続きの日々が続きます。夏真っ盛りのこの季節といえば、このカクテルです。
そう、Bellini(ベリーニ)です。
(当店の入ってすぐ、ミニチュアボトルの小窓にある小さなグラス、これがハリーズバーのベリーニグラスです。大きさでいうとそうですね、瓶ビールを頼んだ時に出てくるあのコップに近いサイズですかね)
イタリア・ヴェネチアのレストラン、HARRY’S BARで生まれたこのカクテル。
サイトはこちら。(英語版ですのでご理解を)
1948年、ここのバーテンダージュゼッペ・チプリアーニ氏が桃のピューレと、イタリア産のスプマンテ(プロセッコ)を使って、ヴェネチア出身の画家「ジュゼッペ・ベリーニ」をたたえてつくったと言われている歴史ある飲み物です。
こちらのバーはあのアーネスト・へミングウェイもこよなく愛したといわれています。生前、ヘミングウェイもこのHarry’s BARでBelliniを飲んでいたのでしょう。
私も3年前、グラッパ発祥の街「バッサーノ・デル・グラッパBassano del grappa」へうかがう途中、ヴェニスの街へ立ち寄りこちらのBARへ伺いました。
ヴェネチアの中心街、サンマルコ大聖堂に程近い、ヴェネチア名物ヴァポレットの水上バスに乗り「サン・マルコ」駅からすぐのところにあります。
(こちらがハリーズバーの正面の窓です)
(こちらがその時飲んだBELLINIです。ピンボケしてトレードマークが見えてませんが、お許しを。)
妻と2人で伺い、価格をみてエエ値段するなぁ~というのが本音でした。しかたないですよね、観光地のド真中超一等地にあるゆえ、このお値段は仕方ないと思います。ですが、いい経験をしました。本場というか元祖のものを飲んだわけですから。
これを分かった上で、私なりのアレンジをして当店ではベリーニをお出しいたします。
本場とは全然違う形になってしまったのですが、イタリアのカクテルということを踏まえて、そしてその時のんだ甘味を考えてこんな風につくってみました。
当店のベリーニは、プロセッコではなくピエモンテで作っている「モスカート・ダスティ」という微発泡の甘口ワインをつかい、ほんのりアクセントにイタリアのアニスの老舗「メレッティ」社のアニスリキュール(こちらは日本未輸入品)が少し入っています。
桃は国産、和歌山の荒川の桃。甘味が勝ちすぎない、甘味と酸味のバランスの取れたものを使うようにしています。
それゆえ当店はやや甘味あるベリーニになりますでしょうか。本場のものも甘味が強かったと思ったので、こういう風につくってみました。どうでしょう、皆様にまたご意見頂けましたら幸いです。
この時期限定のフルーツカクテル、THE BAR ELIXIR Kオリジナルアレンジ「BELLINI」、是非ご賞味あれ。
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