3月 14 2011

★岐阜に出陣★(スペインナイト)

こんばんわ。

久々ブログの瀧下です。今年もこの時期恒例岐阜都ホテルでの”スペインナイト”パーティーのお手伝いに行ってきました。

 

僕は二回目の岐阜・・・今年は当日入りでまず岐阜駅に着いてすぐ信州そばで有名な”更科”に行きました。

更科 そば たぬき  岐阜 老舗

 

繁華街を越えて住宅地の中に・・・ポツリ。

老舗の雰囲気・・・周りには人一人歩いていない中お店の中は満席。

そば

 

 

早速タヌキそばを注文。東京よりの味わいなのかダシがしっかり濃く最高でした!!!

タヌキ

 

 

 

その後ホテルにチェックイン・・・17時からパーティーが始まるのでみんなで打ち合わせ。

岐阜都ホテル

 

 

 

毎年恒例のフラメンコダンスショー、マジックショーがあり料理はスペインをメインにした料理がたくさん。

フラメンコショー

 

 

 

CIMG0920

 

 

今年の目玉料理は・・・イベリコ豚の生ハムをお寿司にして出していました。

食べたかったけど・・・残念。。。

 

 

 

前回同様今年も大盛況のスペインナイトも無事終わり・・・一旦名古屋の伏見にあるバーNさんに行き・・・岐阜の名店バロッサさんに行き・・・二人とも酔っ払い・・・就寝(笑)

 

今回はハードスケジュールでしたので色々まわれなかったので来年はゆっくり行きたいですね!

 

 

        ★スタッフ 瀧下祐輔(そうめん大好き)★


12月 16 2010

3周年を迎えるにあたり。(Special madeira wine 1850)

年の瀬です。この師走を迎えると、いつも開業前のことを思い出します。

 

11月の末、ようやく見つけたこの物件。中身は昔の割烹のまま。何十年も先代のかたがこちらで料理をつくられていた後がそのまま残っていました。

 

はたして、これからこの物件がどのようにしてBARへと変化していくのか、本当にここでやっていけるのであろうか?いろいろな不安を抱えながらのスタートでした。

 

工事が進んでいく中で、私は毎日のように店舗へ足を運びました。

 

エアコンもない状態で、業者さんが寒空のなかお仕事をしていく光景、今でも覚えています。

 

本当にありがとうございました。

 

気づけば、来年の2月で早3年を迎えようとしています。いろいろな事がたくさんありましたがようやく3年目を迎えれそうです。

 

 

そこで、今回の3周年の目玉商品をこのブログをご覧の方にだけ、先にご案内いたします。

 

 

MADEIRA 1850年

 

入力ミスではないですよ、1850年のマデラワインが年明けに入荷します。

 

1850年、160年もの昔のお酒。

 

 

調べてみると、1850年代といえば、中国は清王朝の末期、日本で言うと「龍馬伝」でも有名な坂本龍馬なんかが活躍しだす時期。

中国・清朝では太平天国の乱がおこり、日本も黒船が来航し、近代化の波がおとずれだした激動の時代です。

 

そんな歴史のあるお酒、飲みたくないですか?いつもの衝動でめっちゃ、のみたい!!と思ってしまったのでついつい購入してしまいました、、、、

 

あぁ、また妻の顔が目に浮かぶ、、、妻が「人」の枠を超え、「鬼神」へと豹変する姿が、、、

 「また、あんた、たっかいモン買いおって!!!!」

そんな妻の逆鱗も恐れず、勇気をもって買ってしまった品なんです。

残念ながらまだ手元に商品が届いておらず、写真をアップできないのが残念です。

 

こちらは限定20杯の販売となります。

 

 

 

 

気になるお値段は、、、、、

 

 

 

 

スペシャルプライスでご提供いたします。お値段はとても格安です、といっても、もともとがお高いのですこしお値がはりますが頑張って頑張ってお勉強いたします。

 

詳しいお値段は、後日ご報告いたします。

 

皆様お楽しみに。

 

 

最近、来年はポルトガルにでも行こうかと思っている、マディラ酒が好きになってきた店主の      

カワサキ マサツグ


3月 31 2010

シェリータイプのお酒(ペレス・バルケロ社1905年)

当店のホームページのシェリーのサイトのトップページにある「1905」と書いてあるお酒。本日はこちらのご紹介です。

ただし、いいお値段します。

アモンティアード、オロロソ、ペドロヒメネスの3杯セットで1万円という高級品です(これでもお値段的にだいぶ頑張りました)

このお酒、正確にいうと「シェリー」ではありません。それゆえ今回のタイトルに「シェリータイプ」と書かせていただきました。熟成方法はシェリーと同じく、鰻やさんのタレと一緒で継ぎ足し、継ぎ足しを繰り返し、ブレンドして熟成していきます。

違いはと言うと、

①まずブドウ品種が違います。シェリーの産地では甘口ワインを造る際に使用する「ペドロ・ヒメネス」種を使い辛口に仕上げます。糖度が高いブドウ品種ですので自然発酵で十分にシェリーと同じぐらいのアルコール度数になります。

 

②そして産地が違います。「シェリー」というのは土地の名前です。コチラの産地はシェリーの産地から北東に位置する「モンティージャ・モリレス」という地区で生産しています。もともと、シェリーのタイプの「アモンティアード」という言葉、このモンティージャに似た、という意味から名前をつけられたと言われています。

こちらのお酒受注発注品で、関西には当店しか入ってない、非常に貴重なお酒です。

 

もちろんこのお酒もハーフッショットでもお飲みになれますし、単品売り(4000円)もしております。

ご来店していただくとカウンター中央に3本セットで鎮座しております。残り8セット(本日現在)です。お早めに


3月 10 2010

変りダネのシェリー酒達。

先日、シェリーの事でお話いたしましたが、今回当店の入荷シェリーの数々を少しご紹介です。今回は少し変化球な感じで仕入れてみました。少し専門的な感じになってしまいましたが(可能な限り、説明文いれときました)、詳しくは当店シェリーマエストロ瀧下までなんでも聞いてくださいませ。

 

 

①マンサニージャ・パサタ Manzanilla Pasata (イダルゴ・ラヒターナ社)

サンルーカル・デ・バラメダという街で作るフィノタイプを少し熟成した珍しいマンサニージャです。スペイン語でパサタとは、英語のPast(すぎる)の意味でやや、紹興酒の様な香りがほんのりついていますが、さっぱりしていて飲みやすく、どちらかというとフィノに近い味わいです。

 *フィノ・・・シェリーは造り方から3つのタイプに分けれますがその中のタイプの1つです。有名な銘柄で「ティオぺぺ」というブランドがありますが、この「ティオペペ」はこのフィノになります。シェリーの中でもさっぱり系のフルーティーな白ワインの様なタイプ。

*マンサニージャ・・海沿いの町サンルーカルデバラメダという街でフィノを製造、熟成するとマンサニージャとなります。海沿いですので、磯の香りがしたり、熟成段階であまり酸化をしないので、フィノよりもよりさっぱりした、非常に飲み口の良いワインにしあがります。

 

②ペール・クリーム pale cream (イダルゴ・ラ・ヒターナ社)

クリームシェリーというと、琥珀色をした甘口シェリーなのですが、ペールクリームは、フィノに濃縮果汁をブレンドして造られた透明な甘口シェリーです。それほど甘味は強くなく、ストレートでも良いですが、ソーダ割にしてシェリーカクテル「レブヒート」風に飲んでいただいても最高です。

*レブヒート・・・・・通常、シェリーのセブンアップ割がスタンダードのシェリーベースのカクテル

③コキネロ フィノアモンティヤード coquinero fino-amontillado(オスボルネ社)

雄牛のマークで有名なオズボーン社ですが、フィノでもなく、アモンティヤードでもない、双方の中間的なタイプです。色調はフィノの色合いで透明でほんのり茶色がかった感じです。アモンティヤードほど香り立ちはよくないですが、コクのあるフィノタイプといったところでしょうか?一飲瞭然、とにかく飲んでみてください。