4月 3 2010

お酒を旨く飲むために。(BARエリクシールKマラソン部へのお誘い)

皆様、旨いお酒を飲むにはどうしたら良いと思いますか?

私は今まで美味しくいただけたお酒の中の一つが、運動の後です。グビグビとのど越しで味わうビール、最高ですよね。

そこで私はお酒を美味しく飲むため、運動を始めようと思ったのがきっかけで、マラソンを趣味にしております。1年に数回大会にも参加しています。

 

当店では、お客様、私の友人(もちろん店主、スタッフを含む)でチームを編成し、毎年7月の「海の日」を含む三連休に行われる「24時間リレーマラソンin舞洲スポーツアイランド」に参加をしています。

どういう大会かというと、単純で、24時間(土曜日昼12時から翌日曜の12時まで)を1チーム5人以上15人以下で周回コースをリレー形式で走りきるもの。

詳しくはコチラをご覧下さい。前回大会の詳細です。当チームは昨年は246チーム中146位でした。

24時間リレーマラソンBARエリクシールK参加の模様です。

 

この大会にでたきっかけはお客様から助っ人で来てくれ、言われたのが最初でした。

マラソンというと個人競技ですがこの大会はチーム戦。24時間走りぬいた時のお酒はたまらなく旨いです。病み付きになり今年で12回目の参加になります。

当エリクシールKのチームは順位は二の次です。

目標はみんなで

「完走」

すること。マラソンをしている方もしたことがない方も多々参加していただいております。そして毎年大会終了後はビールとワインで祝杯をあげるのが定番になっております。

この祝杯を交わせるメンバーを今年も募集しています。皆様どうですか?旨い酒、呑みたくないですか?

毎年メンバーが少ないので大変、困っています。温かい皆様のご参加とご援助おまちいたしております。


4月 2 2010

ついつい落札。(スコッチ・オールドボトルのホワイトラベルデュワーズ)

 北新地BARエリクシールK オールドボトル

海外オークションでつい買ってしまいました。80年代に瓶詰めされたデュワーズです。

私が大好きなデュワーズですが、こちらはアメリカ経由で発売されたもの。こちらにも画像があります↓↓

デュワーズのオールドボトルです。

当店でも年代別に数本ストックがありますゆえ、詳しくは店主にお尋ねを。お店では表にはでていませんので、この合言葉を。

 

「こないだ、落札したやつを」

 

と一言つぶやいてくださいませ。こちらをのぞいてくれた方へスペシャルプライス、

ジャスト、2000円でご提供いたします。

皆様のご注文お待ちいたしております。


3月 31 2010

シェリータイプのお酒(ペレス・バルケロ社1905年)

当店のホームページのシェリーのサイトのトップページにある「1905」と書いてあるお酒。本日はこちらのご紹介です。

ただし、いいお値段します。

アモンティアード、オロロソ、ペドロヒメネスの3杯セットで1万円という高級品です(これでもお値段的にだいぶ頑張りました)

このお酒、正確にいうと「シェリー」ではありません。それゆえ今回のタイトルに「シェリータイプ」と書かせていただきました。熟成方法はシェリーと同じく、鰻やさんのタレと一緒で継ぎ足し、継ぎ足しを繰り返し、ブレンドして熟成していきます。

違いはと言うと、

①まずブドウ品種が違います。シェリーの産地では甘口ワインを造る際に使用する「ペドロ・ヒメネス」種を使い辛口に仕上げます。糖度が高いブドウ品種ですので自然発酵で十分にシェリーと同じぐらいのアルコール度数になります。

 

②そして産地が違います。「シェリー」というのは土地の名前です。コチラの産地はシェリーの産地から北東に位置する「モンティージャ・モリレス」という地区で生産しています。もともと、シェリーのタイプの「アモンティアード」という言葉、このモンティージャに似た、という意味から名前をつけられたと言われています。

こちらのお酒受注発注品で、関西には当店しか入ってない、非常に貴重なお酒です。

 

もちろんこのお酒もハーフッショットでもお飲みになれますし、単品売り(4000円)もしております。

ご来店していただくとカウンター中央に3本セットで鎮座しております。残り8セット(本日現在)です。お早めに


3月 27 2010

定休日のお知らせ

当店のご利用誠にありがとうございます。現在まで頑張って月2回のお休みで営業をしてまいりました当店でありますが、4月より、当分の間、毎週火曜日をお休みにさせて頂きます。

 

私は仕事大好き、ご来店して頂いたお客様が大好き、そして自分のお店が大好きなので毎日でも自分のお店いたいのが現実です。

ですが、ここ最近私事なのですが、いろいろと考える事があります。

 

一つは、奥様の事。

奥様が現在、御懐妊中であります。オープンしてから忙しい週末などにお手伝いにはいってくれました。本当に助けてもらいました。ありがとうの感謝もこめて、これからは私も妻のお手伝いを少しはしないとあかん、と思ったのでお休みを頂戴しようかと思いました。

 

二つ目。それは私の両親のこと。

一昨日、母からの電話で父が入院したとの事で、実家(私の実家は宮崎県です)に帰って病院にお見舞いへ伺いました。

私が実家へ帰るのは、独立開業してから初めてです。父の入院する病院へ伺った時、母からはそんな重たい病気ではないと聞いていたのでほっとしていたのですが、だいぶ私が思っていた父とかけ離れていました。母も同じです。

 

両親が私の保証人になってくれたので私のお店の開業資金が借りれました。今からというのも遅いのかもしれません。ですが、少しでも両親の為、孝行しようと思ったので少し自分で休みをとり、親孝行しに実家へ帰る機会をすこしでも多くとろう、と思い立ったんです。

 

私事で皆様へご迷惑おかけいたしますがどうぞご理解の程よろしくお願い致します。


3月 20 2010

チーズ職人との出会い。(グラッパ風味のリキュール)

新町の、とある先輩のフレンチのお店へ伺う時に偶然発見したお店でした。

「フロマジュリー ラクオーレ」

細い路地を入り、どちらかというと、あまり目立たない、こじんまりとしたお店です。なにか当店と同じオーラを感じました。

怖いもの知らずの私ですので早速、お店に入店。

お店に入ると所狭しとたくさんのチーズ達が。正直、チーズ初心者の私です。どれにしたら良いものかと悩んでいると、

「こんなん、どうですか?」

と、店主の茶床(チャトコ)さん。

こちらのお店の素晴らしい所は、なんといっても買う前に試食が出来ること。分からないものは自分で味見してから。そうすることでお客様好みのチーズに出会えたら、と茶床さん。すばらしいの一言につきます。もちろん私もたっぷり試食させて頂きました。茶床さん、いつもありがとうございます。

 

 

それと、もうひとつ素晴らしいところが。それは、

 

「情熱」

 

です。

とにかくこの方は、チーズが好きでたまらないのでしょう。お話をすればするほど、ひしひしと伝わってきます。それでしたらこれはどうでしょう、こちらの方があうのでは?そんなお酒にあうんですねぇ、いろんなチーズに関するお話がポンポンと出てきます。

究極の美味しいもの。それは何なのか?

気持ちをこめて作っている物。それが美味しいものなのかなぁと最近私は思うのです。このお店から私はすごく「気持ち」、「ハート」を感じました。何を買っても大丈夫だと私は確信しました。

そういう経緯で、当店のチーズはラクオーレさんのチーズに変えました。そこで今回はチーズとのマリアージュを是非皆様に体験して頂きたく思います。

今回、私が選んだチーズはこちら。

「テストゥン アル バローロ」

チーズの表面にワインの絞りカス「ヴィナッチャ」をまぶして熟成したチーズです。独特のコク、そしてグラッパの香り。いい感じです。

大阪北新地ELIXIR・K大阪北新地エリクシールケイ

あとは当店がチーズ職人の情熱に負けないお酒をだすだけです。私が思う、このチーズにあうお酒をご紹介いたします。左から順番にご紹介を。

グラッパリキュール大阪北新地エリクシールK

①MITICA(ミティカ)-グラッパ風味のリキュールー

コチラのお酒、実はトリノでお世話になりました高木さんからのご紹介で、グラッパメーカーのマンジッリ社が造るアペリティフ系のさっぱりしたリキュールです。日本未輸入品。味、香り共にグラッパなのですが、フルーツのフレーバーとほんのりとした甘味でアルコール低め。グラッパが苦手な方でも十分楽しめるお酒だと思います。トニック割やソーダ割でも美味しいです。

②VALDOTAINE GRAPPA CON LUPPOLO(ヴァルドテーヌ社 ホップ入りグラッパ)

トリノで私が直接購入してきたお酒です。もちろん日本未輸入品。「LUPPOLO(ルッポロ)」とはイタリア語で「ホップ」の意味。後味にほのかな苦味が残ります。残りわずか。お早めに。

③ROMANO LEVI GRAPPA(ロマーノ・レヴィ社のグラッパ)

ピエモンテのグラッパの巨匠、ロマーノレヴィさんが造っていたハンドメイドのグラッパです。小さな蒸留所でした。残念ながらレヴィさんは他界してしまわれたのですが、こちらは私が10年前に購入したレヴィさんが造っていたものです。ラベルがとてもキュート。ですが、味わいはその逆で、パワフルで、コクのあるしっかりとした味わいです。少し樽熟してあります。

 

チーズ職人の熱き思い。私もラクオーレさんから頂きました。これから、もっと魂こめて御酒に「情熱」注ぎます。