4月 13 2010

フランスの息吹。(パリの蚤の市で購入したアンティークグラス)

先日、私のパリ在住の友人からメールがありました。

「今度、テレビにでます。よかったら見てね。」

 

 

谷口 佑輔。

 

 

私と出生地、歳も同じ。幼稚園からの同級生。日本を飛び出し、フランス・パリでヘアアーティストとして活躍している私の古い友人です。パリコレのチーフとして今回抜擢され、その様子が今回テレビで放映されました。

今回の放映はぐっと地球便という読売テレビの番組でした。詳しくはこちらです。

私がヨーロッパへ伺うときいつも頼りにしていきます。昨年の10月、パリへ行った際も非常にお世話になりました。世界のヒノキ舞台で活躍する友人を持てて私は誇りに思うと同時に、自分の不外なさにいつも気づかされます。

 

時々、お客様に言われる事で、

「あなたの夢は?」

 

と聞かれますが、決まって言う言葉が、

 

「世界制覇です(笑)」

 

と、私は冗談交えて言葉を返します。

ですが、少し本当のことです。

 

世界へ羽ばたくバーテンダーになりたい、その願いをこめて私はいいます。世界に通じるバーテンダーになる為日々頑張ろうと思う毎日です。この日は友人の活躍をTVを見て改めて思った日でもありました。

 

前回、世界へ通ずる道の為の第2歩として踏み出したのが「パリ」でした

(第1歩目は帰ってからすぐ英会話を習ったので2歩目と書きます。今も継続して習っています)

そこで、旧友との再会に酒を酌み交わし、蚤の市の場所をナビしてもらった事を思い出しました。北新地 BAR ELIXIR K アンティークカクテルグラス北新地BAR ELIXIR K アンティークグラス

パリの蚤の市、バンブで購入した、昔のラリックのアンティークグラス(右)と、名も知れぬラリック風のリキュールグラスです。

 

半年ぶりに画面を通して見た友達を見てふとこのグラスの事が頭をよぎりました。

ありがとう、このグラスは君に会ってなかったら出会って無かったと。

 

旧友に感謝の念をこめてこのグラスで今日は一杯酒を飲もうかと思います。皆様もどうかこのグラスでフランスの息吹を感じてください。

 

 

追伸:

皆様、パリへ行かれる事ないですか?よろしかったら是非、谷口君に髪切ってもらってください。私も妻もカットしてもらいました。パリへ行かれる方是非店主までご一報くださいませ。

*ヘアアーティスト 谷口 佑輔のホームページ*

www.yusuketaniguchi.com

*アーティスト Taniguchi Yui* (谷口佑輔氏の奥様のホームページです。奥様も大変お世話になりました。ありがとうございます)

http://www.tremplapin.fr/


4月 10 2010

小春日和に。(宮崎産日向夏を使ったカイピリーニャ風カクテル)

本日は本当に温かい小春日和ですね。お花見日和な週末ですね。

そんな日は、こんな爽やかカクテルいかがですか?

 大阪bar エリクシールK 北新地リキュール

(仏、パリで購入したグラスに日向夏入れてます。後ろに見えるのがコンビエー社のオレンジリキュール)

 

季節を迎えた「日向夏」。路地物はこの3月から5月にかけて出回ります。わが地元、宮崎県の特産品です。ちなみに高知県にいくと名前が変わって「小夏」という名前になります。

この日向夏、果汁は非常に酸味があり、渋皮の白い部分がたくさんあるのが特徴です。

ですがこの渋皮の部分、全く渋みがなく、スポンジの様になっています。

 

当店ではこの日向夏を使いカイピリィーニャ風に造ります。

*カイピリーニャ*・・・・ブラジル産のラム「カシャーサ」を使いライムをグラスの中でつぶし、シロップを少し入れてつくる、ブラジルを代表する国民的カクテル

仏オレンジのリキュールの老舗「コンビエー」社のトリプルセックを使い、コンビエーオレンジリキュールの少しパフューミーな香り、日向夏の独特のフレッシュさ、柑橘の持つフレーバーをグラスの中に。

そして、このオレンジリキュールをたっぷり日向夏の渋皮に染み込ませて果肉と共に召し上がって頂きます。

 

5月ごろまでの季節限定カクテルです。この限定カクテル、是非ご賞味ください。


4月 10 2010

セラーを改装しました。(2階ウォークインセラー)

当店の2階をご利用になられた方はもうすでにご存知かと思いますが、お店の入り口を入って右にある階段をあがり最初に皆様の目に入るのが、2階個室の入り口にあるウォークインセラーです。

 

私がお店をやる時のたっての希望でした。お酒を良い状態で保管したい、お酒自体もディスプレーにしたい、という思いをデザイナーの方が見事に表現していただいたと思います。私のお気に入りであり、私のおもちゃ箱のようなとでもいいましょうか。

 

今回はこのセラーを少し改装し、容量を増やせるよう棚を増やしました。セラーに入り左側に棚を増設。これにより沢山のワインを購入しても当店のセラーで良い状態で管理できるようになりました。

 

そこで今回は2階をご利用されていない方のため少し写真でご紹介いたします。

大阪bar elixir k

セラー内は加湿付きの空調器が入っており湿度約60パーセントになる様に管理しています。手前のガラス部分は2重構造になっていて湿度があっても結露しないようになっているそうです。(デザイナー田辺氏談)

大阪bar

そしてセラーのガラスの上部にあるこの「CAVE」のサイン。私の思い出深いひと品です。

このサインはフランスのSt.Maro(サンマロ)の街で買ったもの。仏・北西部、ブルターニュ地方の城壁に囲まれた都市で、昔海賊の拠点となった街です。そこの船具を売っているお店で購入しました。トイレにも同じサインがあります。

 

大阪bar elixir k

こちらが増設した部分です。本日入荷したチャコリというスペイン・バスク地方の銘酒がたっぷり入りました。チャコリのお話はまた後ほど。

大阪bar elixir k 北新地

セラーの中にはワインはもちろんの事私が昔から収集してきたシングルモルトの数々が眠っています。昔のグレンリベットや、オールドボトルのロイヤルロッホナガーが。三階へあがるハシゴの間からの写真です。

大阪bar elixir k リキュールとオールドリキュール

こちらはその下の段にある、海外で買ってきたリキュールゾーンです。あぁ、トリュフリキュールバラのリキュールイタリアのアマーロ等、たくさんこの段には眠っています。早く飲みたいと思う今日この頃です。

 

2階のご利用は予約優先制となっております。

尚、当店に一度ご来店して頂いた方、そして当店の主旨をご理解いただける方のみご利用が可能です。

ご利用になりたい方は是非お電話くださいませ。


4月 7 2010

戻ってまいりました。

本日、店主川崎、戻って参りました。

 

早く帰れた理由は、

 

思った以上に父の状態が良い方向へ向っている事、そして両親がさっさと仕事しなさい、と言われた事もあり、本日最終の飛行機で帰って参りました。

 

皆様にご迷惑かけずにすみました。本日も頑張って仕事します。


4月 4 2010

お休みのお知らせ

父急病の為、水曜日より少しの間、私川崎はお休みを頂きます。 

 

尚、ドリンクは限定されますが、瀧下が店主の代理をつとめます。まだなれない瀧下ですが、ベストを尽くして接客をいたします。

 

私も父の容態がよくなり次第、復帰いたします。私の実家が宮崎ですので、少しの間父の看病を母と共にお手伝いしてまいります。

皆様に多大なるご迷惑をおかけいたしますがご理解の程よろしくお願い致します。