10月 27 2010

自家製シロップ。(ジェリートーマス仕込みのジンジャーシロップ作りました。)

昨日から突然の冬到来。今年もようやく、冬、来たる。お店の営業と同じぐらい冬なこのごろです(凍)

 

そんな冬に備えて、いつも造るものがあります。

 

 

それは、「ジンジャーシロップ」。

 

 

そうなんです、今回、自家製ショウガシロップ造ってみました。

 

当店のカクテルのページでもお伝えしているのですが、ジョウガシロップの造り方は、昔、カクテルのプロフェッサーといわれた、「ジェリー・トーマス」というかたのレシピを参考にしています。

 

Jerry Thomas(ジェリートーマス)

 

カクテルのプロフェッサーといわれた男。

1862年、今から150年も前の時代に現在のカクテルの原型とも言えるものを構築された、素晴らしいバーテンダーです。

勿論、あったことないですが、「The bartender’s guide  How to mix drinks or The bon vivant’s companion」という本を書いています。

 

ジェリー・トーマスが作ったカクテルが現存し、私達、現在を生きるバーテンダーがいまだにこの人が創作したカクテルをつくっているんです。

(このカクテルは、トム&ジェリーとか、ブルー・ブレイザーと言うカクテルなのですが、こちらはおってブログにかきますね)

 

そのジェリートーマスの本に載っているレシピで今回作ってみました。少しアレンジしていますが、、、

 

それを訳してみますと、、(洋書でしか販売していませんので、頑張って訳してみました)

 

「生姜と砂糖を同量、その3/4の量のお水をいれて、煮込みます。

煮込み時間は、親指と人差し指でシロップをつかんで、細い糸状のものができるぐらいの粘り気がでるまで。裏ごしして、出来上がり。」

 

そのレシピをほぼ真似しました。工程のお写真はこちら。

大阪BAR the bar elixir k ジンジャーシロップ 自家製

こちらの生姜をすりおろします。

大阪BAR the bar elixir k ジンジャーシロップ 自家製

そして、おろし金ですりすりします。

大阪BAR the barelixir K ジンジャーシロップ 自家製

そして、煮込むこと数分。糸を引くぐらいになったところでとりだし、左にあるさらしで裏ごしして完成。右の絞りかすはまかないへ。

 

そうしてようやく完成です。

 

出来上がったシロップはジンジャエールとして、そしてこの冬に向けてのホットカクテルに使います。

 

ジンジャーシロップでなにか下さい、、とオーダーください。皆様のご注文お待ちいたしております。

 

 

川崎 正嗣


10月 22 2010

ISLAYを旅して(BOWMORE ボウモア蒸留所)

こんばんわ★

ようやくアイラ島4つ目の蒸留所BOWMOREです。

BOEMOREはアイラ最古の蒸留所でもありアイラ島の中心部にあります。

蒸留所近くにはたくさんのお土産屋さんやスーパーなどもありアイラの中でBOWMOREと言う街が一番都会でした!

これはBOWMOREの町の中心街。

ボウモア 町 坂

 

海 

 

蒸留所の真横もすぐ海で景色も最高!!!

 

港

 

いよいよ見学の一発目のピート(泥炭)掘り・・・と思いきや土砂降りになって所長は行くの嫌そうだったけど・・・せっかく来たからみんなで長靴履いて行きました!

 

ピート

 

掘るの簡単だと思いきや・・・足場悪いし意外と綺麗な形に掘れない。。。

 

掘る 泥炭

 

掘った後は見学では珍しいBOWMOREの水源地に☆

牛

 

水源地に行くまでの道に・・・・・アイラ牛が★

 

水源地

 

水源地の川!この水を蒸留所にひいて仕込み水に使っている。

蒸留所に戻って・・・フロアモルティングの一つの作業で木のスコップで均等に混ぜるのをやらしてもらいました。

 

フロアモルティング

 

意外と難しい(笑)

 

暖炉

 

去年掘りおこしたピートを釜にほりこんで!

 

麦汁

 

出来立ての麦汁。温かくてなんかマッコリっほい気もした。

 

熟成庫

 

ここはBOWMORE1番倉庫!!!

すごい古酒がたくさん眠ってるんです。

 

古酒

 

古酒の前で記念撮影(笑)

 

記念撮影

 

熟成庫で樽だしで飲ませてもらってみんな大満足★

今回初日はこのBOWMOREのゲストハウスに泊まりました!初日のナイトパーティー(笑)

 

 

乾杯

 

僕は睡魔に勝てず・・・マスターたちは元気いっぱい!!!

 

BOWMORE12年

 

次回はアイラ島の西側にあるブルイックラディ蒸留所です☆

☆瀧下祐輔(小豆島)☆


10月 17 2010

日曜日の営業。(来年より定休日が変更になります)

ご存知な方も多くなってきたのでしょうか、日曜日営業しています当店です。

 

お休みは火曜日としていますが、来年から少しお休みの日を変えようかと思っています。

 

 

 

勿論、日曜日は営業します。正直に申しますと、日曜日の営業、ほんとにゆっくりしています(泣)

ですが以前から周りの方に

 

「日曜日の北新地を盛り上げよう!!」

 

といってきた手前、やめるわけにはいきません。半分、意地ですね(笑)

 

 

その代わりに日曜日は当店の若きホープ、瀧下君がメインに立ちます。(時々私も)

私、川崎は基本、日曜日お休みして家族サービス、その代わりに私は、火曜日はいります。お客様から平日閉まっているとのお声をたくさんお聞きしたので、火曜日を営業することにしました。

 

まだ確定はしていないのですが、月の初めの月曜日をお店のお休みに設定しようかと思っています。

 

 

また詳細が決まり次第ご連絡いたします。

 

日曜日の北新地、閑散としていますが、これからも「日曜日北新地活性化」の為に頑張って営業します。


10月 16 2010

ISLAYを旅して(ラフロイグ蒸留所)

こんばんわ★もう秋なのに最近やたらと暑いですね。

アイラに行ってる時はあんなに寒かったのに。。。(余談)

アイラを旅して第3弾はラフロイグ蒸留所です!

 

ラフロイグ 蒸留所 看板 草原

 

ここはショップの入り口。真横にはすぐ海があります!

 

ショップ グッズ 海 花壇

 

これはフレンズ オブ ラフロイグというラフロイグの土地がもらえるというものでみんなでJAPANの国旗に名前書いて広い草原に旗をさしに行きました☆

ちなみにこれタダです(笑)

 

フレンズ オブ ラフロイグ

 

予定よりかなり遅れてやっとこさ見学!

これは蒸留所内のフロアモルティングとその後ピート(泥炭)で麦芽を燻している所!

 

麦芽 発芽 フロアモルティング

ピート 燻す

 

この暖炉の中に乾燥させたピートをほりこんで燃やしてます。

みんな体中がスモーキーに(笑)

 

 

ピート 燃やす

 

これはラフロイグの蒸留器。

ラガブーリンやアードベッグよりも数も大きさも色々ありました!やっぱり生産量多いんですね☆

 

 

ポットスチル

 

蒸留

 

真面目に見学中★蒸留室のスタッフの方に説明受けました。

 

樽

 

外に空き樽を積み重ねていました。時間が来て熟成庫には行けなかったのでかなり残念。。。

 

樽 外

 

次回来た時は熟成庫とテイスティングしたいですね★

 

バス

 

帰りのアイラタクシーの中です。今からBOWMOREのゲストハウスに戻ります!!!

 

次回はアイラ最古の蒸留所BOWMOREの見学からアップしまーす☆

 

スタッフ  瀧下祐輔より(・^^・)


10月 13 2010

英国へいったのに。(日本未輸入のサンタマリアノヴェッラのリキュール)

お土産第2弾です。

 

 

ロンドンへ伺ったにもかかわらず、発見してしまいました。私の大好きなリキュールのお店。

 

サンタマリアノヴェッラです。イタリアはフィレンツェ産。

 

英国へ来たのに。イタリア。

最終日のロンドンは、さすがに強行スケジュールだったのでゆっくりしようと言う事になり、べたな観光でダブルデッカーでも乗ろうかと思ってピカデリーサーカスのあたりをうろうろしていたら偶然、発見。

しかし、ロンドンにいったものの、こういう観光をしたのは初めてでした。

北新地バー bar elixir k

残念なことに、サンタマリアノヴェッラの店舗の写真を撮り忘れました。すみません。それゆえ、ダブルデッカーからのロンドンの風景&瀧下君の横顔を。

北新地バー the bar elixir k  リキュール サンタマリアノヴェッラ

こちらが今回購入してきた商品。

 

「Elisir di edimburgo(エリジール ディ エディンブルゴ)」

 

 

なんでまた、日本にもコチラのショップあるのになんでわざわざ買ってきたのか?

 

 

勿論、日本に入ってないからですヨ。この商品。

 

 

昨日、こちらのボトル封明けしまして、試飲しました。

まず、香り。サンタマリアノヴェッラに共通するのが、パフューミーな香り。牛乳石鹸では嗅いだことのない、高貴な石鹸のような香り。

 

そして味わいはというと、これまたパフューミー。リキュールは昔、飲む香水と言われていたことがありますが、まさにこの事をいうのか!!といわんばかりの味わいです。

そして、独特のビター感が後味にのこります。当店にあります、同じサンタマリアノヴェッラが造る、カンパリの原型になったであろう「アルケルメス」とはまた違うビター感。多分ですけど、ニガヨモギ?なのかなぁ、少しアニスっぽい感じもあります。

北新地 バー the bar elixir k リキュール サンタマリアノヴェッラ

そのほかのサンタマリアノヴェッラのリキュールもフルラインナップしておりますのでそちらも平行してどうそ!!詳しくはこちらを。

 

 

以上、ロンドンへいってもリキュールから逃げ切れなかった川崎でした。