匠の技が光る珈琲で。
珈琲。
仕事が始まる前にこの1杯を頂くことによって、今日も美味しいものをつくろうと思える私のカンフル剤です。
私は珈琲を飲むと思い出すカクテルがあります。
有名なカクテルは、「アイリッシュ・コーヒー」ですが、私が思い出すのはスペインで飲んだ「カラヒージョ」です。
このカクテルはいたってシンプルでスペイン産のブランデーに濃いめのコーヒーを注ぐというもの。
このカクテルを美味しく造りたい、旨いスパニッシュブランデーはあるけど、どうしたらよいか私は悩んだ結果、
「よし、珈琲にこだわろう!私の中の最高の珈琲屋さんの豆を使おう」
と思いました。
「珈琲屋BOGA」
新しい発想が出てくる私の中の癒しの空間、「お昼間のBAR」とでもいいましょうか、なぜか私はこのお店へふと立ち寄ってしまいます。
今日も豆の焙煎の香りに誘われるように、伺ってしまいました。
ここの珈琲の匠、福田マスターは、自家焙煎、ハンドピックによる豆の管理、ペーパードリップの抽出温度などすべてにおいていつでも最高のクオリティーのコーヒーを提供してくれます。
私はここの珈琲のビターブレンドが大好きで、深煎りなのに味があり、うま味がある、そしてなんといっても香りが素晴らしいのです。
そこで、これで「カラヒージョ」つくったら最高のカクテルできるやろなぁ、と思い、お店に帰り、即実行。
やはりそうでした。スパニッシュブランデーの深いコク、ほんのり甘いアフターテイストが珈琲とぴったりあいました。
このカクテルは珈琲の勝利といっても過言ではないカクテルだと思います。
情熱の国スペインの美酒と、日本の匠の技の融合。
今宵も、熱い匠の仕事に負けぬ様、珈琲カクテル「カラヒージョ」を少しアイリッシュコーヒー風に魂こめてつくります。
*珈琲屋BOGA*
残念ながら、ここのお店は雑誌の取材はすべてお断りなので詳しいご住所、電話番号等はいえませんが、お店のお名前だけでも載せてもよろしいでしょうか?と言う事はご了承いただけました。どうしても行ってみたいというかたは、こっそり店主に聞いてみてください。
メナブレアのクリスマスビール
そろそろ、この季節が近づいてきましたね、クリスマス。
私事でなんなのですが、今日、北イタリアのトリノでお世話になった通訳さんの高木さんからご連絡をいただきました。
「お久しぶりです、ホームページ見ましたよ。26日に日本へ帰りますね。」
と言われ、イタリアへ行ったのも早2ヶ月前なんやなぁと思い出にふけっていた直後に、さらに私が10年前にお世話になった大好きな先輩からお電話をいただきました。
「メナブレア、買いませんか?」
皆さま、ご存知でしょうか?「メナブレア」はイタリアのトリノ郊外にある歴史あるピエモンテーゼ(ピエモンテ人)に人気のビールメーカーです。
もちろん、私もイタリアへ伺った際、トリノの郷土料理のお店パウタッツオで高木さんと一緒に飲みました。コチラです。
高木さんと私の先輩のお電話、少し運命的なものを感じるほどこの出会いに感謝しつつ、メナブレアを手に入れました。
現地で飲んだゴールドのビールはラガータイプでしたが、今回のクリスマスビールはブラウンカラーのフルティーなエールタイプのビールです。こちらを注文していただくと、私のトリノの思い出話をたっぷりとお話させていただきます。
冬季限定のメナブレアのビール、是非ご賞味あれ。
そして、最後にこれしか言えませんが、伊語で感謝と御礼を!!
Grazie mille,Signorina Takagi e Signore Okada!!
12月のグラスシャンパンは「ドンペリニョン」!

昨年も行ったのですが、12月の後半からはグラスで
「ドン・ぺリニョン 2000年」
を常時グラス売りしています。
開業前、エペルネというシャンパーニュを生産する街へ伺ったとき、ここのシャンパンハウスの前を通りました。
(通っただけで、伺ったシャンパンハウスは別ですので、写真がありません。あしからず)
きめの細かい泡、熟成感、最高の年といわれた2000年のヴィンテージ。
皆さまもご存知の通り、元値がお高いのでお手ごろプライスにしましてもこちらが限界です。
1グラス 2600円 1ボトル 25000円
皆さまのオーダーお待ちしております。
BY KAWASAKI MASATSUGU
今週のお花
当店では、毎週カウンター中央より、やや左側にお花のアレンジメントを飾っています。
コチラのお花、元堂島花壇というお花屋さんの店長でもあった私の奥様、朋美さんの作品です。
![securedownload[1] securedownload[1]](http://elixirk.shirofan.com/wp-content/2009/12/securedownload1.jpg)
BARらしいお花を!といって無理やり昔のウイスキーのウォーターピッチャー「カティーサーク」にアレンジしてもらっています。
私はこの花瓶がとても大好きなんですが、皆様のご意見お聞かせ下さいませ。
お花が枯れましたら交換、というかたちですのでいつ変わるかは未定ですが、週1~2階のペースでお花が変わっていきますのでお楽しみにしていてください。
今回は、「紫」を基調にしたアレンジです。
カーネーション(パープルパカル)
アジサイ(ディープ・パープル)
カラー
アンスリューム(ピスタチオ)
BY KAWASAKI MASATSUGU



