10月
13
2010
お土産第2弾です。
ロンドンへ伺ったにもかかわらず、発見してしまいました。私の大好きなリキュールのお店。
サンタマリアノヴェッラです。イタリアはフィレンツェ産。
英国へ来たのに。イタリア。
最終日のロンドンは、さすがに強行スケジュールだったのでゆっくりしようと言う事になり、べたな観光でダブルデッカーでも乗ろうかと思ってピカデリーサーカスのあたりをうろうろしていたら偶然、発見。
しかし、ロンドンにいったものの、こういう観光をしたのは初めてでした。
残念なことに、サンタマリアノヴェッラの店舗の写真を撮り忘れました。すみません。それゆえ、ダブルデッカーからのロンドンの風景&瀧下君の横顔を。
こちらが今回購入してきた商品。
「Elisir di edimburgo(エリジール ディ エディンブルゴ)」
なんでまた、日本にもコチラのショップあるのになんでわざわざ買ってきたのか?
勿論、日本に入ってないからですヨ。この商品。
昨日、こちらのボトル封明けしまして、試飲しました。
まず、香り。サンタマリアノヴェッラに共通するのが、パフューミーな香り。牛乳石鹸では嗅いだことのない、高貴な石鹸のような香り。
そして味わいはというと、これまたパフューミー。リキュールは昔、飲む香水と言われていたことがありますが、まさにこの事をいうのか!!といわんばかりの味わいです。
そして、独特のビター感が後味にのこります。当店にあります、同じサンタマリアノヴェッラが造る、カンパリの原型になったであろう「アルケルメス」とはまた違うビター感。多分ですけど、ニガヨモギ?なのかなぁ、少しアニスっぽい感じもあります。
そのほかのサンタマリアノヴェッラのリキュールもフルラインナップしておりますのでそちらも平行してどうそ!!詳しくはこちらを。
以上、ロンドンへいってもリキュールから逃げ切れなかった川崎でした。
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10月
7
2010
今回の旅行、非常に楽しく、そしてハードな旅行でした。スケジュールが非常にタイト。
そういうわけで、あまり蒸留所でお土産買うことができませんでした。
ですが、ちゃんと買ってきていますヨ。少しだけ。
日本という国は本当に素晴らしい国だと思います。ほとんどのお酒は日本に入ってきているのが現状ですから。(シングルモルトに限りますが)
本国スコットランドの方がないぐらいです。
これも近々日本にはいってくるんでは??もしかしたらもうすでに輸入されているのでは??
そういう葛藤の中、
これは多分、
私が生きてきた中で
未輸入であろうもの、ゲットしてきました。
もし、輸入されていたらスミマセン。
そこを踏まえたうえでのお土産リストです。
今回はこういうウイスキー&リキュールを購入してきました。順にご説明を。
まずはこちら、ボウモア蒸留所で購入。アイラウイスキーフェスティバル2008年度版の8年ものです。近くのロッホサイドホテルで飲んだらこちらのほうがコクがありました。やはりリムーザンオークで熟成しているみたいなので、やや渋みがあります。1800円です。
ラガブーリン蒸留所限定のカスクストレングス。
ラベル下をよーく見ると、
”AVAILABLE ONLY THE DISTILLARY”
の文字が見えますか?そうです、「蒸留所でしか売ってない」と書いてます。
ですがこんなんでも、日本国には入ってくるのですよね、、、不思議です。今のところ目撃情報はありません。1800円也。
これを今回のたびで一番買いたかったんです。スコッチウイスキーリキュール
”Drambuit The Royal Regacy”
スコッチウイスキーリキュールの代名詞「ドランブイ」 そのドランブイの高級品。
アルコール度数が46度で普通のドランブイよりもやや度数が高め。そのためか、甘味がしつこくありません。そのままでカクテル「ラスティーネイル」に成っているかの様です。
ウイスキーも熟成感のあるものを使っているかと思います。スタンダード品と一緒に飲み比べセットでどうぞ。2000円也。
今回はこのあたりで打ち止めでした。尚、旅行記は瀧下からの報告をお楽しみにしていてくださいね。
kawasaki masatsugu
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9月
3
2010
まだまだ暑い日が続きます、大阪の夜。9月、長月に入ったと言うのにこの暑さ、尋常ではないですね。
夏バテせぬよう皆様、体調管理には十分に気をつけてくださいませ。今回はバーテンダーとして皆様に夏バテ対策を。
このお酒をのんでこの酷暑をのりきりませんか?
「ブラウリオ BRAULIO」
イタリアはロンバルディア州にあるボルミオと言う街。ボルミオといえばスキーで有名なところでもあります。
私はこの街には伺ったことはないのですが、このお酒、非常に思い出深いものなのです。
ロンバルディアといえば、州都は皆様ご存知のファッションの街、ミラノです。今回はこのミラノで、服やさんにもいかず、エノテカ(イタリア語で酒屋)へ買ってきたお酒のお話です。
分かりますでしょうか?このお酒のラベルとてもかっこよくないですか??このラベルセンス、大好きです。
お店のロゴデザインを作ってもらうとき、「リキュールのラベルっぽいのんで」とお願いしました。当店のお店のロゴ、このお酒のエチケットを基本に作ってもらったのです。
(こちらの写真が、ロンバルディア州の北部に位置するボルミオの特産ハーブリキュール、ブラウリオBraulioです)
ほんのり甘く、イタリアのアマーロ(苦味酒)だなぁと言う感じです。ブラック・カンパリさっぱり甘い版、少しきつめのハーブ香とでもいいましょうか。
日本には写真左側のスタンダード品しか輸入してないですが、今回はイタリアへ伺ったときに是非とも買いたかったお酒の一つ、ブラウリオの熟成品、「ブラウリオ・リセルバ・エスペシアーレ 2000年」を皆様には是非とものんでいただきたく思います。
普通のブラウリオよりもアルコール度数もやや高めで、しっかりとしています。そして味わいも素晴らしい!!
普通のブラウリオに比べ、ハーブ香がしっかりしており、通常のブラウリオよりも4~5年ほど多めに熟成しているのです。
お勧めは、スキーの街ボルミオらしく、きりっと冷やして、オンザロックでどうでしょう?
尚、ブラウリオリセルバのほうは限定品の為、お一人様一杯限りとさせていただきます。あしからず。
では、皆様のオーダーお待ちいたしております。
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4月
16
2010
「ELIXIR」読み方・・・・エリクサー、またはエリクシール。
当店の名前にもなっているこの由来は、「万能薬、霊薬」を意味します。
今回は当店にまさにふさわしい薬膳リキュールのお酒のご紹介です。
創業1605年、フランスのアルプスのすそののグルノーブルに程近いところにあるシャルトリューズ修道院。
修道院で造られるお酒は僧がつくることから、
「モンク(MONK)リカー」
とも呼ばれます。こちらでつくられる有名なお酒の銘柄はヴェール、ジョーヌといってその名の如く、緑色と黄色のハーブのお酒です。
未だに3人の修道僧しかハーブの配合は知らないという、謎の多きハーブリキュールの代表格です。
その修道院はこのヴェール、ジョーヌ以外にもたくさんのリキュールを造っています。
今回紹介するのはその一つで「Gentiane(ゲンチアンヌ)」と言うお酒です。
(左:シャルトリューズ・ゲンチアンヌ、中央:フランス、オーヴェルニュ産サラーズ(日本未発売)、右:イタリア・バッサーノデルグラッパの街で発見したGENZIANAもちろん日本未発売です)
フランス語でゲンチアンヌ、英語でゲンチアナ。ゲンチアナとは秋のお花の代表格、竜胆(リンドウ)のこと。
このリンドウの根っこを使ったリキュールです。日本で有名なブランドで言いますと「SUZE(スーズ)」と言うお酒があります。
リンドウは昔から中国では健胃薬、生薬として使われてきました。現在でも胃薬などに使われているそうです。
味わい、香り等を表現すると、私はいつも「ゴボウのような」と表現します。土臭い、大地の香り、独特のビター感。
このシャルトリューズで造るゲンチアンヌは先ほど述べたSUZEよりも10倍濃い香り、ビター感です。
食前、食後にこのお酒を呑むと胃がスッキリとします。
おもたい料理を食べた時、胃もたれが最近ひどい方などもしかすると効き目があるかもしれません。(お医者様ではないので確信もってはいえませんが)
当店では少し冷やしてストレート、もしくはソーダ割り等でご提供いたします。
「酒は百薬の長」
今宵も皆様の健康を祈りつつ、これからも皆様の体にやさしいお酒を造り続けます。
エリクサー(ELIXIR)なるゆえに。(シャルトリューズのゲンチアナのお酒) はコメントを受け付けていません | お知らせ, カクテルを楽しむ, リキュール
3月
20
2010
新町の、とある先輩のフレンチのお店へ伺う時に偶然発見したお店でした。
「フロマジュリー ラクオーレ」
細い路地を入り、どちらかというと、あまり目立たない、こじんまりとしたお店です。なにか当店と同じオーラを感じました。
怖いもの知らずの私ですので早速、お店に入店。
お店に入ると所狭しとたくさんのチーズ達が。正直、チーズ初心者の私です。どれにしたら良いものかと悩んでいると、
「こんなん、どうですか?」
と、店主の茶床(チャトコ)さん。
こちらのお店の素晴らしい所は、なんといっても買う前に試食が出来ること。分からないものは自分で味見してから。そうすることでお客様好みのチーズに出会えたら、と茶床さん。すばらしいの一言につきます。もちろん私もたっぷり試食させて頂きました。茶床さん、いつもありがとうございます。
それと、もうひとつ素晴らしいところが。それは、
「情熱」
です。
とにかくこの方は、チーズが好きでたまらないのでしょう。お話をすればするほど、ひしひしと伝わってきます。それでしたらこれはどうでしょう、こちらの方があうのでは?そんなお酒にあうんですねぇ、いろんなチーズに関するお話がポンポンと出てきます。
究極の美味しいもの。それは何なのか?
気持ちをこめて作っている物。それが美味しいものなのかなぁと最近私は思うのです。このお店から私はすごく「気持ち」、「ハート」を感じました。何を買っても大丈夫だと私は確信しました。
そういう経緯で、当店のチーズはラクオーレさんのチーズに変えました。そこで今回はチーズとのマリアージュを是非皆様に体験して頂きたく思います。
今回、私が選んだチーズはこちら。
「テストゥン アル バローロ」
チーズの表面にワインの絞りカス「ヴィナッチャ」をまぶして熟成したチーズです。独特のコク、そしてグラッパの香り。いい感じです。
あとは当店がチーズ職人の情熱に負けないお酒をだすだけです。私が思う、このチーズにあうお酒をご紹介いたします。左から順番にご紹介を。
①MITICA(ミティカ)-グラッパ風味のリキュールー
コチラのお酒、実はトリノでお世話になりました高木さんからのご紹介で、グラッパメーカーのマンジッリ社が造るアペリティフ系のさっぱりしたリキュールです。日本未輸入品。味、香り共にグラッパなのですが、フルーツのフレーバーとほんのりとした甘味でアルコール低め。グラッパが苦手な方でも十分楽しめるお酒だと思います。トニック割やソーダ割でも美味しいです。
②VALDOTAINE GRAPPA CON LUPPOLO(ヴァルドテーヌ社 ホップ入りグラッパ)
トリノで私が直接購入してきたお酒です。もちろん日本未輸入品。「LUPPOLO(ルッポロ)」とはイタリア語で「ホップ」の意味。後味にほのかな苦味が残ります。残りわずか。お早めに。
③ROMANO LEVI GRAPPA(ロマーノ・レヴィ社のグラッパ)
ピエモンテのグラッパの巨匠、ロマーノレヴィさんが造っていたハンドメイドのグラッパです。小さな蒸留所でした。残念ながらレヴィさんは他界してしまわれたのですが、こちらは私が10年前に購入したレヴィさんが造っていたものです。ラベルがとてもキュート。ですが、味わいはその逆で、パワフルで、コクのあるしっかりとした味わいです。少し樽熟してあります。
チーズ職人の熱き思い。私もラクオーレさんから頂きました。これから、もっと魂こめて御酒に「情熱」注ぎます。
チーズ職人との出会い。(グラッパ風味のリキュール) はコメントを受け付けていません | リキュール, 未分類